ブログ
これまでに経験してきたプロジェクトで気になる技術の情報を紹介していきます。
Makefile で docker-compose の起動を楽にする!
NMC
3 years
こんにちは!
皆さんは毎回の docker-compose コマンドで、
打ち間違ったり、長ったらしくてイライラしてたりしませんか!?
今回はイニシエの Make コマンドを使って、
長いコマンド入力を省略する方法を解説します!
§ requirements
make コマンドがない場合はインストールが必要なのですが、
Windows の場合では WSL でのインストールが簡単なので、
WSLに Ubuntu 等をインストールし、そちらで行ってください。
Ubuntu の場合は
$ sudo apt install build-essential -y
CentOS の場合は
$ sudo yum install make -y
と凄く簡単にインストールできます。
§ create your own Make command
make コマンドの設定は Makefile に書きます。
docker-compose を実行するディレクトリに、 新規ファイル Makefile を作成してください。
$ vim Makefile
Makefile の中身はとりあえず以下のようにします。
up:
docker-compose up
コマンド名:
実行したい内容
といった形式です。
§ run
Makefile が出来たら、もう実行可能です!
make コマンドの後ろに、
先ほどの Makefile で定義したコマンド名を付けて、
$ make up
とするだけで docker-compose up が実行されサービスを起動することができます!
§ example
実際に仕事で使用している例を載せます!
# フロントでUP
up:
docker-compose up --build --remove-orphans
# バックグラウンド(別プロセス)でUP
daemon:
docker-compose up --build --remove-orphans -d
# 停止
stop:
docker-compose stop
# 削除
down:
docker-compose down
# ボリュームも削除
destroy:
docker-compose down --volumes
# コンテナに入る
CONTAINER=php
bash:
docker-compose exec ${CONTAINER} bash
# IMAGEを除いて未使用なものを削除
prune:
docker system prune --volumes -f
以上です!
では!
Makefile で docker-compose の起動を楽にする!
Makefile で docker-compose の起動を楽にする!
2021-10-26 12:52:44
2021-10-27 04:49:22
コメントはありません。