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これまでに経験してきたプロジェクトで気になる技術の情報を紹介していきます。
Asterisk の多言語化
Okuda
3 years
Asteriskイントール時にAsterisk Module and Build Option Selectionで日本語音声ファイルを追加しておいてください。
音声フォルダの位置
デフォルトでは/var/lib/asterisk/sounds
のなかにen
, ja
があります。
asterisk.confの編集
設定しなくてもよいのですが、作法として設定しておきます。
システム全てで日本語を使用する場合はこれを「ja」にする場合はここでdefaultlanguage = ja
と設定できます。
;プレフィクを有効にする
languageprefix = yes
;デフォルトをenにする
;システム全てで日本語を使用する場合はこれを「ja」にする
defaultlanguage = en
音源を聞いてみる
pjsip.conf
;トランスポートの設定
[transport-udp]
type=transport
protocol=udp
;デフォルトは5060
bind=0.0.0.0:15060
;パブリックIPを設定
external_media_address = 13.231.173.128
external_signaling_address = 13.231.173.128
;プライベート IPを設定
local_net = 172.31.17.120/255.255.0.0
[2001]
type = aor
max_contacts=1
remove_existing=yes
[2001]
type = auth
username = 2001
password = 2001
[2001]
type = endpoint
transport = transport-udp
context = default
disallow = all
allow = ulaw
aors =2001
dtmf_mode=inband
direct_media = no
extensions.conf
[default]
# サウンドテスト
exten => 333,1,NoOp(test!)
same => n,Playback(hello)
same => n,Wait(1)
確認
「333」にコールするとデフォルトの英語で「hello」が流れる
pjsip.confで日本語にする
先程のpjsip.conf
の2001チャンネルを日本語に設定する場合は「type=endpoint」の項目にlanguage = ja
を追加します。
...
[2001]
type = endpoint
transport = transport-udp
context = default
disallow = all
allow = ulaw
aors =2001
dtmf_mode=inband
direct_media = no
;日本語にする
language = ja
設定を反映させる。
service asterisk restart
確認
「333」にコールすると、今回は日本語で「こんにちは」が流れる
extensions.confで日本語にする
確認のためにpjsip.conf
に追加したlanguage = ja
をコメントアウトしてください。
extensions.confで言語を変更するためにSet(CHANNEL(language)=ja)
を使います。
extensions.conf
[default]
# サウンドテスト
exten => 333,1,NoOp(test!)
;日本語をセットする
same => n,Set(CHANNEL(language)=ja)
same => n,Playback(hello)
same => n,Wait(1)
設定を反映させる。
service asterisk restart
確認
「333」にコールすると、今回も日本語で「こんにちは」が流れる
Asterisk の多言語化
Asterisk の多言語化
2021-08-10 10:28:02
2021-08-23 14:02:51
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